私、さんず(NSan’s)の事を少し紹介さて頂きます。
お付き合い下さると嬉しいです。
関西在住の40代主婦です。
性格的に、少し気を抜くとすぐ駆け足で駆け抜けてしまい、
そして無理をしてしまうことが多い私です。
今は、ゆっくり丁寧に、ええ加減で生活していくことを目標にしています。
この頃は、日々の生活の中で、意識しないうちに時間や月日は過ぎてしまい、
気がつけば、私は何が出来たんだろう、何をしたんだろう…
と空白にも思える時間を過ごす事が多くなりました。
物事に流されず立ち止まり丁寧に過ごして行きたいなと思い、
そしてそれを何かの形に残してみたい!と思い、ブログを始めました。
私、さんずの好きな物や興味のあるもの、暮らしぶりや疑問に思ったことなど
ちょっとした “備忘録” 的に書いていきたいな…。と思っています。
興味のある方や、同じ匂い?が感じられたと仰る方など、是非見て頂けると嬉しいです。
また、みなさんの興味のある物なども教えて頂けるようになったりすると、
尚嬉しいなぁと思っています。
どうか温かい目で、末永く見守って下さると幸いです。
生まれも育ちも、現在も、大阪です。
関西圏から殆ど出ない、生粋の関西人。大阪市内在住です。
幼少期、不幸では無いですが良い記憶はあまりありません。
一人っ子で放任主義?の両親の間に育ち、家庭の事情で数年間祖母と暮らしました。
思春期・反抗期真っ只中だった私は祖母にキツくあたるなどし、
祖母無き今となっては申し訳ない気持ち、そして感謝の気持ちでいっぱいです。
私にとっての母は、祖母の様な気がしています。
実母との関係は、私には若干の拭いきれない“しこり”こそあるものの、
大人の親子としての付き合いが出来ています。
金髪ヤンキーから、仕事の鬼へと変貌を遂げます。
学生時代は勉強など殆どせず、成績も中の下。
友達と好き勝手な時間を過ごし、高校生になって始めたアルバイトで
「自分の居場所はココにある!」と快感を覚えアルバイトを3つ掛け持ち、
大学などは勿論行かず(高卒者も多かった時代です)、
18歳で一人暮らし。バイトに明け暮れ、19歳で就職しました。
悔やんでも悔やみきれない。若気の至りでは済まされない。
しばらくして、お付き合いしていた男性との間に妊娠が発覚。
当時はとても産み育てられないと…堕胎
その後、20歳後半で再度妊娠。(同じお相手です)
もうあんな事は二度としないと悔い誓っていた私たちは、産み育てて行くことを決意。
20歳で結婚し、21歳で長女を出産しました。
付き合うと結婚は違う? お互いの未熟さがあふれ出ます。
私は21歳、彼は25歳でのできちゃった婚。
初めての育児に知識も、余裕も無い私と、そんな私を見てだんだんと引いていく彼。
子供が唯一、私たち夫婦をつなぎ止めてくれていたのかも知れません。
長女誕生の2年後に長男を出産。
その後彼は転勤となり、大きなストレスを抱えることになるも、
私は子育てで手一杯。さらに余裕もなく、彼はますます引いていってしまい…
ある意味、必然的に?浮気をしてしまいます。
時間を掛けて私から引いていってしまった、感情の復元は難しく、
長女3歳、長男1歳の頃に離婚をすることに。
シングルマザー。 実家に戻る選択肢は無く自立します。
元々、自分のペースを乱されることが嫌な私の母は、
「家には戻ってくる場所もない」「私は子供が好きじゃ無いねん」と。
覚悟を決めていた私は子供達と3人、新たな生活を始めます。
慰謝料、養育費の取り決めをし、公証役場へ出向き、
公正証書として残し、彼と2人で離婚届を出しに行き、お別れをしました。
子供達が20歳を迎え、自ら逢いたいと言うときには会わせる。と言う約束をして。
児童手当・児童扶養手当に本当に救われた。
子供達を保育園に預け、働く事になるのですが、
高卒で20歳で結婚した私には何のキャリアも無く、
初心者から入った病院の受付(医療事務)だけのお給料では、
かなり厳しく、各種手当に本当に救われました。
これが無かったら、どうなっていたか、想像も出来ません。
働いていくうちに、また、のめり込んだ私の居場所。
仕事をしていくうちに、また出てきました。
自分の居場所はココだ!
家に帰ると家事や育児、今で言う本当のワンオペ。
仕事の時間が唯一、私という個人になれる時間。
そしてその成果は頑張れば認めて貰える、結果の見える世界。
子供達が寝静まった後、そっと家を出て仕事に戻る事もありました。
(無償で、勝手に仕事をしに行ってました)
認めてもらう事も多くなり、地位も出来、ますます仕事の鬼へ。
子供が寝静まった夜、勉強をして資格を取ったり、
早く仕事を覚えたい。早く仕事をこなしたい。と
ほんの少しの時間でも無償で出勤したり…。
保育園へ迎えに行く時間こそ守っていましたが、家でも仕事をしたり…と
子供達には寂しい思いをさせてきました。
苛立ちやストレスで当たってしまったり、家事を手伝わせたり…
私自身の幼少期に良い思い出が無いのと同じように、ひょっとしたら
私の子供達も良い思い出は少ないのかも知れません。
子供と一緒にいられる時間、子供の成長はあっという間。
離婚当時は、長女3歳、長男1歳。
慣れない仕事に就き、無我夢中で駆け抜けた “保育園時代”。
子供の中で新たなコミュニティが出来てくる“小学校時代”。
一人親ということで、悲しい・寂しい思いをできる限りさせたくないと思い、
車の免許を取って中古の軽自動車を買い、
休みの日にはみんなで大型スーパーなどへ買い物などに行きました。
あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ、こうもしてあげたい、
と思えば思うほど、金銭的にも時間的にも、そうはいかなくて…。
どうしようもない感情を抱え、子供にきつく当ってしまう事もしばしば。
今でも、そんな時の子供達の顔が…忘れられません。
あんな小さい、か弱い子供に、
大人の、親の私が、なんてひどいことをしてきたんだろう。と
悔やんでも悔やみきれない。
余裕がなかった。それは私の問題。子供達にはなんの関係もない。
後悔の日々です。
いつの間にか、育っていた子供達
親が特別何かしなくても、子供は自ら育っていきます。
良いことも、悪いことも吸収して育ちますね。
今考えれば、悪いことをするときは、まるで私の気を引きたくてしているようです。
寂しかったのでしょうね。
中学生になっても2人とも目立った反抗期はありませんでした。
いや、出させないように、私が押しつけていたのでしょう。
私にお付き合いする人が出来ても、子供達はいやな顔ひとつしません。
それどころか、子供ながらに気を遣ってくれていました。
再婚。
長女17歳、長男15歳の時に再婚。
長男の習い事の関係で出会った人。
お互いに訳あって離婚を経験している者同士の再婚でした。
賢いとは言えない?けれど、とてもまっすぐで優しい方です。
子供達との関係性は…一見まずまず。でも…
子供達は父親と一緒に暮らしていた当時の事は全く覚えておらず、
(二人ともの小学校最後の運動会には、私から、
元夫に声を掛け見に来て貰い、子供達と少し話しをしていました。
後にも先にもその時だけで、元夫も再婚されたそうです。)
家の中に大人の男の人がいるということに戸惑いはありました。
また、長女は思春期でもあり、異性ですので、
彼女の葛藤は大きかったと思います。
長男も戸惑いが大きかったのではないかと思います。
心に余裕ができ、子供達も大きくなった頃、大きくなる後悔。
再婚をして共働き。
長女は高校卒業、専門学校へ。長男は高校生。
金銭的にも余裕ができ、主人は家事なども積極的に手伝ってくれます。
(1人暮らしでしたので、調理以外はほぼ何でもできます)
子供達も大きくなり、
常にセカセカ、バタバタ、ギリギリで生活をしてきた私としては、
大きく肩の荷が下りたようでした。
以前の様に怒ることも、当ってしまう事も無くなりました。
すると、今まで私がしてきたことが酷いことであったと、
思い知る事が多く、後悔、後悔、二度と戻れない時間に後悔です。
長女が1人暮らし。 自分の世界へと出発しました。
専門学校を卒業し、無事就職をし、毎月貯金をしながら、
彼女の目標は “1人暮らし” でした。
私も、「いつか1人暮らしはした方がいいよ。」と言っていました。
私自身も18歳で1人暮らしをしましたが、良かったと思っています。
長女21歳、私の予想よりも早く1人暮らしをスタートさせました。
主人との関係性が悪い訳ではないのですが、やはり少し歯車が合わない事や、
私が主人の妻であると言う事の違和感(私たちのお母さんでしょ)などもあり、
早く家を出たかったのかも知れません。
とは言っても、家からすぐ近くの所です。
(笑)と共に、安心、安堵、嬉しい。何より嬉しい!
寂しいけれど、嬉しい。
ちょこちょこ、帰ってきて一緒にご飯を食べたり、泊まったり。
ちょこちょこ、ご飯を届けたり、家事をしに行ったりしています。
主人は…「かあちゃんは甘いなあ…。過保護やな。(苦笑)」と
呆れて?います。
長男:大学3回生 遅ればせながらの反抗期?!
すっかり怒ることも無くなり、丸くなった私。
私よりも、身長も力もしっかり大きくなった長男。
遅ればせながらの反抗期なのか、押さえつけられていたものからの開放感か…
声を掛ければ「あん?」と眉間にシワ。話しかけるなオーラ全開。
かと思えば、“構ってちゃん”炸裂のじゃれパンチ。
しかし、基本コチラから話しかけると機嫌悪し。
主人は「俺が指摘とかすると聞かないし、余計こじらすから」と
結婚当初から見守ってくれていて、私もそれでいいとお願いしています。
とにかく今は、20歳になって迎えた遅ればせながらの反抗期だ。
耐えるしかない。と私は言い聞かせています…
いかに 楽しく、穏やかに、丁寧に、たおやかに 日々を過ごせるか
過ぎた過去も、悔やむ過去も、幾ら考えても変えることはできない。
まだ訪れていない未来に恐怖や不安を抱いても、それは私の妄想でしかない。
いかにして“今”を楽しく、穏やかに、丁寧に、たおやかに 過ごせるか。
ちょっと気を抜くと、迷子になってしまいがちですが、
1日1日を、1分1秒を大切に過ごして行きたいと思います。
2022.5月
長文になってしまいましたf(^^;
読んで頂き、ありがとうございました。
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