ここ数ヶ月、就職活動に取り組んでいる中で
どうやら行き詰まったような感じがあるようだ。
言葉数や笑顔は少なくなり、元気が無かった。
話しかけても良い声が返ってくることは少なく、
まるで “遅ればせながらの反抗期” 第?弾だ。
夜も遅くまで寝付けないのか、深夜になっても明かりが付いていた。
就活の為減らしていたアルバイト、たまに入るバイトは少し気分転換になるようだ。
もちろん、友達と遊びに行く事は極端に減り、
大学も単位は取得済の為、通う事もほとんどない。
毎日、部屋でパソコンと睨めっこ。
オンラインでの面接や説明会、はもちろん、対面での面接・説明会へも出かけていた。
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先日、夕方のニュース番組で
6/1~就活の採用面談が解禁!と報じられていた。
しかし、5/15日の時点(リクルート調べ)で
2024年卒の内定率72.1%だというのだ。
そして、この内定率は年々上がっており、
各年の5/15日の時点で
2023年卒 65.4%
2022年卒 59.2% だったそう。
このシステム自体が意味をなしていない。とコメンテーター。
本当にそうだと思う。
採用面接は6/1~解禁のハズなのに、
なぜそれ以前の5/15時点で
内定率が72.1%もあるの?
そして、この内定率の数字を見ると否が応でも焦りを感じる。
何もしてやれない私は、
いつもと変わらず明るくバカやって声を掛ける。
それがうっとぉしい事も判ってるけど、
そうする事しか出来ない。
そんな時、息子の態度を見た神旦那は
息子に
「そんな態度は良くない。
社会人になっていくなら尚更。
仕事で上手くいかない事もこの先あるだろう。
その時もそんな態度を取るのか?」と。
その通り、ごもっともだと思う。
でも、今は、
社会人となっていく準備をしている段階で、
そうでは無いと判ってはいるが、
まるでこの就活で人生が決まるかのようにも思える
プレッシャーや、
自分には何が合うのか、出来るのか、自分とは一体どういう人間なのか、
嫌でもそれらの事に向き合わされる時期なんだと思う。
言ってみれば、まだ社会人になる前の、その見習いと言うところだろうか…
先日、珍しく息子から「散歩に行かない?」と声を掛けられた。
喜んでっ! 2人で近所を30分程歩く。
何かを言いたいのか、聞きたいのか、聞いて欲しいのか、
はたまた、ただの気分転換なのか…
きっと何かがあったに違いない。
でも、なかなか言い出せない。
聞いていいものだろうか?と私も聞き出せない。
そんなこんなしている間に、今のバイト先での話をきっかけに、
仕事に対する考え方や、自分が得意とする事、自分がやりたい事などを話し出した。
話を聞いていた私の率直な感想は…
知らん間に、しっかりしたなぁ。 そりゃそうか(笑
少し、いや、本当にとっても、話しが出来て嬉しかった。
彼らの大学生活は入学~3年まではコロナに奔走され、キャンパスライフやサークル活動など
沢山の人と関われる機会を奪われてきた。
人の考え方や自分の立ち位置、コミュニケーションの取り方など、
多くの事が特別だった大学生活。
この年代を生きる彼らや、様々な学生さんにとって
本当に色々な規制があった学生生活だっただろう。と気の毒に思う。
それでも、時は流れ次のステージに向かっていかなくてはならない。
40才代の私の3年間と、18才からの彼らの3年間は
同じ3年間と言うには余りにも内容が違いすぎる。
そんな経験が出来なかった彼らが迎える、社会に出るという現実。就職活動。
怖さや不安、今いてる足元さえ見えにくいのに、
先を見ていかないといけない現実。
今の就活のご担当者様や、世の中、社会には、
どうかご理解頂きたいなと24卒就活生の親として切に願う。
急激に大人の世界に、社会に、対応していかなくてはならない彼らに、
若さならではの対応能力と、それが全てでは無いという広い視野と、
どんな状態でも将来・未来は良く出来るし、良いものだという
一見楽観的でもある感性を持っていて欲しいと思う。
頑張ってるよ。
大丈夫。心配ないよ。
思い切って飛び込め!何度でもやり直せるから、大丈夫!
最後までご覧くださりありがとうございましたm(_ _)m
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